ギニア首相ら投降 反乱首謀グループが実権掌握

http://www.asahi.com/international/update/1226/TKY200812250323.html

2008年12月26日1時23分

 【カイロ=井上道夫】AFP通信などによると、西アフリカのギニアで起きたクーデターで、スアレ首相は25日、首謀グループ「民主主義及び発展のための国民評議会」の指導者ムサ・カマラ氏の求めに応じて首都コナクリの国軍基地に投降し、政権の座を明け渡す意思を示した。

 約30人の閣僚らと投降したスアレ氏は、24日の首都制圧後に「私が大統領だ」と宣言したカマラ氏と面会。カマラ氏を「大統領」と呼び、「私たちは、あなたの思い通りになる」と述べた。

 これに対し、カマラ氏は「あなた方は昨日まで権力の座にいた。今日からは我々の番だ」と述べた。また、「国を内戦に引き込む武力衝突を避けさせてほしい」と述べ、スアレ氏に無血クーデター成功への協力を求めた。

 スアレ氏は、23日のクーデター発生後にマスコミの電話取材に応じ「政府が実権を掌握している」と話していたが、身の安全のため所在を明らかにしていなかった。

ギニア>軍がクーデター、テレビ局占拠 大統領病死で
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081224/1230065539
のエントリで、
大統領が敗北を認めたギニアの「静かなる革命」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070716/1184544969
というエントリを紹介しました。この時首相が民衆の支持する人に代わったという事なんですが、名前が出ていなかったので、今のスアレ首相なのかは分かりませんが、どちらにしてもクーデターは成功ということでしょうけど、海外から非難するような声明も出ていないようです。アルミの原料のボーキサイトが取れるということなので、いろんな国が関係あると思うのですが。