「中国国営TVは洗脳放送」ネットに視聴拒否声明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090113-00000061-yom-int

 【北京=杉山祐之】中国共産党政権の報道、宣伝の主役・中国国営中央テレビに対し、「洗脳を拒絶する」として視聴ボイコットを宣言する文書が、12日、中国のインターネット上で公表された。

 国内の学者、弁護士ら22人が署名しており、民主化を求めた先月の「08憲章」に続く公開の党批判だ。公然たる反政府的言論に危機感を抱く政権は、ネットを強く締め付けている。

 中央テレビ批判文書は、「洗脳」の主張に関して、ニュース番組を「ニュースではなく、宣伝放送だ」と断じた。「多くの突発的事件、集団抗議事件は報じないか、あいまいに処理して伝える」「国内報道では常に、喜ばしきを報じ、憂うべきを報じない」と、「選択的」報道を非難する。

 時代劇などの番組についても、「自由と民主化に向かう雰囲気を毒している」「歴史の歪曲(わいきょく)がある」と酷評した。

 党機関紙・人民日報を読まない民衆も、中央テレビは見る。「最も重要な大衆宣伝機関」(党関係者)であり、同テレビ批判は党批判に等しい

 一方、「低俗情報」排除を名目にネット統制を強める政権は8日からの3日間で、「わいせつ、低俗な内容を掲載し、関連規定に違反した」として計91サイトを閉鎖した。対象はポルノだけではない。自由主義的傾向が強く、08憲章を多数転載していたブログサイトも最近閉鎖された。

 関連規定には、「国家の安全を危うくする情報」「デモ扇動」などの禁止も明記されており、社会主義的価値観を強調する政権にとって、民主化要求も「低俗」な違法情報と見なせる。

 あるブログサイト運営者は本紙に対し、「何が『低俗』か、実は誰にも分からない。だが、当局は、ネット業者が自律的にそれを削除することを望んでいる」と語った。「低俗情報」放置を当局に批判された業者は、続々と「謝罪文」を発表、「有害情報の徹底削除」など自己管理強化の方針を示している。中央テレビ批判も削除対象になる可能性が大きい。

まぁ僕もテレビの類は全く見ませんしね。

今回の抗議文の内容はこれ↓のようです。
思いつくままさん
CCTVをボイコットし、洗脳を拒絶しよう(学者弁護士22名の声明)
22位学者律师抵制央视拒洗脑
http://blog.goo.ne.jp/sinpenzakki/e/498c007de0f2b47369709b7d9e42efd3
といっても僕も読めないです。

08憲章
メディアの取材禁止か=「08憲章」で中国党宣伝部
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081225/1230223728
です。