「白リン弾」の威力まざまざ=国連機関本部の火消えず−ガザ

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009012400072


 【ガザ市(パレスチナ自治区)23日時事】イスラエル軍により8日前に攻撃を受けた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ本部の倉庫は、23日夜(日本時間24日未明)現在も鎮火していない。UNRWA関係者は「燃え方や煙から、白リン弾が原因なのは疑いない」としており、その威力がまざまざと示された形だ。
 UNRWA本部は今月15日、イスラエル軍イスラム原理主義組織ハマスの交戦に巻き込まれ、戦車の砲撃などを受けた。この戦闘でイスラエル側が「白リン弾」を使用した可能性がある。被害に遭った倉庫にはパレスチナ難民への支援物資の小麦粉や医薬品が置かれていたが、保管物はすべて焼き尽くされた。(2009/01/24-07:10)
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白リン弾には大した威力はないとよく言われていましたが、まだ燃えているというのは異常じゃないでしょうか。単にまともな消火活動が出来ないからという可能性も捨て切れませんが。