外国人のブラックリスト作成か=ラサへの立ち入りを禁止−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090222-00000031-jij-int

 【香港22日時事】米政府系の自由アジア放送は22日までに消息筋の話として、中国当局チベット自治区の中心都市であるラサ立ち入りを禁じる外国人のブラックリストを作成したと報じた。

 リストに載せられたのは主に記者と議員。3月10日のチベット動乱50周年を前に警備を強化しているとみられる。

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クリントン長官、中国の女性人権活動家らと会談
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090223/1235345358
と訪中中のクリントン長官が中国の人権問題も無視してないという行動をしているわけですが、その間のこの報道はどうなんですかね。

ただでさえ
動乱50年で平穏アピール=中国政府がチベット取材ツアー
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090211/1234353894
という不自由な取材しかできないようですし。

以前も
エコノミスト記者が見たチベット騒乱 (暴動時ラサに滞在。今までと感じが違うかも。)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080412/1207995131

外国メディアがラサを取材する許可はめったに下りない。

とありましたし、
人権活動家・胡佳氏に懲役3年6月=言論活動で国家転覆扇動罪−中国
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080403/1207242307
で、取り上げた記事にも

 「外国人記者も、当然監視の対象になっている」と、中国政府筋から言われたことがある。その筋は「程度の問題もあるが」としてこう話した。

 「党中央指導者(引退者含む)に対する個人批判と動静の暴露、内部文書に基づく高度な軍事情報の暴露、台湾独立の宣伝、身分を偽った取材はやめた方がいい

という事でほとんど取材は出来なかったみたいですけどね。
動乱50年で平穏アピール=中国政府がチベット取材ツアー

外国メディアに当局の弾圧を直訴した僧侶が取材に応じ、「ほかの僧侶に唆されてやっただけ」と説明、態度が一変

の顔を知っている人はブラックリスト入りですかね。