チベット「民主改革」で白書=暗黒から光明への50年−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000104-jij-int

 【北京2日時事】中国国務院新聞弁公室は2日、チベット動乱50年(10日)を前に「チベット民主改革50年」と題する白書を発表した。白書は動乱平定後の改革により、チベットに繁栄がもたらされ、現在「史上最良の発展時期」にあると強調している。

 共産党政権の統治を正当化するのが狙いで、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に「分裂活動の中止と愛国的立場への回帰」を呼び掛けた。

 約2万字に上る白書は動乱前の「封建農奴制社会」の実態を詳しく叙述。中国側から見た1959年3月の動乱の経緯を述べた上で、その後の農奴解放、土地改革、政教分離などを説明した。

 白書は過去50年を「暗黒から光明へ、貧窮から富裕へ、独裁から民主への輝かしい道程だった」と総括し、チベットの人権・宗教抑圧や伝統文化軽視といった「ダライ・ラマ集団がまき散らす偽り」に反論した。

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ならその光明、富裕、民主なチベットの姿を海外メディアにも公開して欲しいもんですけどね。

追記:
これでほんとに民主なんですかね。
「オアシス」の中国公演中止=チベット支援で許可取り消し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000017-jij-int

 英人気ロックバンド「オアシス」は2日声明を発表し、4月に予定していた中国公演が中止になったことを明らかにした。同国政府が許可を取り消したためという。英紙タイムズ(電子版)などが伝えた。

 声明によると、メンバーの一人ノエル・ギャラガーさんが1997年のニューヨークでのチベット支援コンサートに参加していたため、中国政府が建国60周年を迎える今年の公演は「ふさわしくない」と判断したのが理由だという。

 オアシスは4月3日に北京、5日に上海で公演を予定していた。バンドは声明で中国政府の決定に「ひどく失望した」と述べた。 

まぁこれは失望しますよね。