クリントン長官とハマスとイラン。

クリントン長官「ハマスは国ではない」、排除方針を強調
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090303-OYT1T00416.htm

パレスチナ情勢

 【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=加藤賢治】当地で開かれたパレスチナ自治区ガザの復興支援会議に出席したクリントン国務長官は2日、記者会見し、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスについて、イスラエルの承認や暴力の放棄を表明しない限り、パレスチナ和平の当事者として認めない方針を改めて強調、「(米国との関係改善は)すべてハマス次第だ」と述べた。

 会見では、オバマ米大統領が対話する意向を示したイランとの政策の違いを問う質問も出たが、クリントン長官は、「ハマスは国ではない」と一蹴(いっしゅう)した。
(2009年3月3日11時08分 読売新聞)

ハマスを無視して金だけかけてもガザ復興はうまくいかないと思うんですけどね。9億ドル(約880億円)でしたよね(この記事ではありませんけど)。

ともかくこの一方でイランに対しても
米長官、イラン対話に懐疑的=政権内で論争?−Wポスト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000084-jij-int

 【ワシントン3日時事】3日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、中東歴訪中のクリントン国務長官が、エジプト・シャルムエルシェイクで行ったアラブ首長国連邦UAE)のアブドラ外相との会談で、イランへの対話路線の成功に懐疑的な見方を示したと伝えた。

 国務省高官は同紙に対し、「長官は、いかなる関与を行っても、手を広げて差し伸べても、イランが応じるかどうか疑問だと述べた」と説明した。同紙は、政権内で対イラン政策をめぐる論争が生じている可能性があると指摘している。