<パキスタン>アフガン駐留米軍のミサイル、攻撃範囲が拡大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000115-mai-int

大きな地図で見る

 【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタン国境に近いパキスタン部族地域「オラクザイ管区」に1日、アフガン駐留米軍の越境ミサイル2発が着弾し、武装勢力メンバーとみられる10人が死亡、7人が負傷した。同管区へのミサイル攻撃は初めてで、攻撃範囲が拡大している。

【関連ニュース】
パキスタン:国境の武装勢力が「襲撃事件」犯行声明
パキスタン武装集団立てこもり 15人死亡95人負傷
パキスタン軍:米軍首脳発言「根拠なく悪意に満ちている」
パキスタン:大統領が演説「権限削減へ憲法改正委設立を」
パキスタン:モスクで男が自爆 治安部隊員ら48人死亡

ラクザイは上の地図のAらしいです。しかしパキスタンへの攻撃はいったい何を根拠に行われているんでしょうか。

2009/04/01
■米国務長官タリバーン穏健派との対話支持 アフガン会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000000-cnn-int

(CNN) ヒラリー・クリントン国務長官は3月31日、オランダのハーグで開かれたアフガニスタン情勢関連の国際会議に出席し、イスラム強硬派タリバーンの穏健派と和解に向けて対話するアフガン案に支持を表明した。

クリントン長官は、オバマ米大統領が先週発表したアフガン・パキスタンの包括戦略について説明するなかで、「国際テロ組織アルカイダタリバーンの過激派から、信念ではなく絶望からこうした勢力に加わった人々の分離を図る」アフガン政府の努力を支持する必要性を指摘。こうした人々が暴力を放棄してアルカイダと決別し、憲法を支持する場合は「名誉ある和解と平和的社会への統合」を提示されるべきだ、と述べた。

クリントン長官はさらに、今年8月に予定されているアフガン大統領選挙が自由かつ公平に実施されるよう、具体的な候補者の支持なしに4000万ドル(約40億円)の支援を行うと述べた。アフガンのカルザイ大統領は5月に任期が終了した後、暫定政権の指導者として続投し、8月の大統領選で再選を目指す方針。クリントン長官は、カルザイ政権が汚職などについて批判されている点を踏まえ、「正当かつ尊重される」政府に汚職が発生する余地はないと指摘。国民に奉仕できない政府は、テロリストが新たな構成員を募る道具として利用されると警告した。

カルザイ大統領は汚職や麻薬取引といった問題の解決に取り組む意向を表明するとともに、米国の新たなアフガン戦略を称賛。オバマ米政権の指導力が、アフガン支援の強化につながることに期待感を示した。

【関連記事】
・アフガン大統領が全面的に歓迎と、オバマ氏の新包括戦略
オバマ大統領がアフガン政策の新包括戦略を発表、増派など
・アフガン南部でタリバーン幹部ら10人を殺害と ISAF
タリバーンが新たな脅迫 支援団体をスパイとして攻撃と

とあったんですが、この越境攻撃を受けても反撃しない勢力が穏健派とかそんな選別方式なんでしょうか。