イラク政府、駐留米軍のモスル残留を否定

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905040013.html

バグダッド(CNN) 米イラク地位協定が定めた駐留米軍の撤退日程をめぐり、6月末の都市部撤退期限後も北部モスルに米軍を残留させる可能性が検討されていた問題で、イラク政府は3日、残留を求めない方針を明らかにした

地位協定には、米軍戦闘部隊が6月末までに都市部から撤退、11年末までには全面撤退することが明記されている。イラク政府のダバク報道官は声明で、「どちらの期限についても、イラク政府はこれに従う」と述べ、残留の可能性を否定した。

モスルは国際テロ組織アルカイダ武装勢力の最後の拠点とされ、1日には自爆テロで6人が死亡した駐留米軍は、モスルに限り例外として残留も有り得るとして、イラク側と協議を重ねていた。オディエルノ司令官は先月、「イラク政府とともに全地域の状況を分析している。現時点で確信が持てないのはモスルだ」としたうえで、最終決定はイラク側にゆだねるとの立場を示していた。

米軍がモスルに残りたいといっても、イラク政府は嫌なわけですね。