東シベリアで油田調査 日露共同 日本へ輸出

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000106-san-bus_all

 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は12日、ロシア東シベリアのイルクーツク州で油田の埋蔵量調査をすると発表した。日露の共同事業を通じて日本への原油輸入を目指す。ロシアのプーチン首相の訪日に合わせて合意した。

 JOGMECは現地のイルクーツク石油と合弁会社を設立し、ボリシェチルスキー、ザパドナ・ヤラクチンスキーの2鉱区を共同で探鉱する。出資比率はJOGMEC49%、イルクーツク石油51%。2鉱区の原油埋蔵量は合計1億バレル程度とみられ、調査は平成25年まで5年間実施。総事業費は約150億円の見通しだ。

 JOGMECは商業生産が可能だと判断した場合、日本の石油会社を生産に参画させる方針。ロシアが建設中の太平洋パイプラインで太平洋岸まで原油を運び、日本を含めた北東アジア市場への供給を狙う

 東シベリアは日本に近く、原油天然ガスの豊富な埋蔵量が期待されている。だが、厳しい自然環境やインフラが未整備のため、十分な調査がされておらず、開発が遅れていた。

 今回はその埋蔵量調査が目的で、JOGMECはすでにイルクーツク石油と組んで東シベリアで別の1鉱区の調査に着手している。

【関連記事】
・韓国がウズベクと油田探査で合意
イラク油田入札、2次で資格取得 JOGMEC
ベネズエラとエネルギー協力 中南米諸国で初
新日石など3社、イラク油田に共同で入札へ
アラビア石油、北海イメ油田の権益取得

しかしこれロシア側信じていいんでしょうか、
露紙「懲りない日本」あざ笑う 「北方領土問題も解決不要」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070303/1172882265
というのもありましたが。