米副大統領、グルジア大統領と電話会談

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090515-00000520-san-int

 【ワシントン=山本秀也】バイデン米副大統領は14日、グルジアのサアカシビリ大統領と電話で会談し、グルジアの主権と領土保全に対する米政府の「揺るぎない支持」を伝えた。ロシアの軍事介入を背景に「分離・独立」を宣言した南オセチア自治州などに対し、グルジア政府の主権を確認した形だ。

 7日の米露外相会談で、両国はグルジア問題を、年内合意をめざす新たな核軍縮交渉の障害としない方針を確認したばかり。この日の電話会談は、親米路線を取るサアカシビリ政権に対する米側の配慮を示すものとなった。

 ホワイトハウスによると、バイデン副大統領は、南オセチア自治州などの情勢安定化に向け、グルジアとロシアがともに自制すべきだと勧告。グルジア国内の政府批判に対しても、対話を継続するようサアカシビリ大統領に促した

 ブッシュ前政権は、昨年のロシア軍のグルジア侵攻に対し、援助名目で米海軍艦艇を黒海に派遣するなど対立色を強めていたオバマ政権は、これまでのところ対露協調路線を進めている

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話し合いでいければいいんですが…