09年にも経済規模で中国が日本を抜いて世界第2位に?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090521-00000167-scn-bus_all
IMF(国際通貨基金)が5月初めに発表した「アジア太平洋地域経済見通し」の中で、2009年の同地域の実質平均成長率が+1.3%、中国が+6.5%で同地域首位、かつ日本が−6.2%としていることで、中国では、「今年にも経済規模で中国は日本を追い越す可能性がある」などと盛んに論じている。中国経済網など、中国現地の経済専門ウェブメディアなどに関連記事が掲載されている。
その記事によれば、中国が+6.5%、日本が−6.2%だとすれば、「両者の間には成長率ベースで12.7%の開きがある」と指摘。現時点において、2008年の日中間のGDP差は「13%前後」であり、「2009年の今年、中国経済は規模の上で日本を上回り、米国に次ぐ世界第二の経済体になる」としている。
その他のレポートで発表されている、「米、日、独など主要経済大国の実質的な景気回復は2011−2012年になる見込み」などを論拠に、「今回の金融危機は中国に100年に1度のチャンスをもたらした」とし、これら主要経済大国との距離を一気に縮める機会だとした。
「中国は経済規模で2009年に、どんなに遅くとも2010年に日本を抜くことは間違いない」としている。さらに「2030年には米国を抜き、世界最大の経済体となり、そのとき、日本経済の規模と比べて5−6倍に達している」としている。その一方で、「GDPという単一の指標だけを見ていては、『経済大国』と呼べるかもしれないが、『経済強国』とはならない」とし、慢心防止にも努めていた。(編集担当:鈴木義純)
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アメリカが中国の為替操作をどこまで認めるかによるような気がしますが、ともあれ言論の自由も無いのに金だけあってもしょうがないと言う気がします。