米、ソマリアに武器供給、アルカイダ系勢力拡大に懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000010-cnn-int
ワシントン(CNN) 米国務省のケリー報道官は25日、米国がソマリア暫定政府に武器と弾薬を提供し、国際テロ組織アルカイダとつながりのあるイスラム武装勢力との戦闘を支援していることを明らかにした。
ケリー報道官は、ソマリア暫定政府の要請を受け、緊急措置として武器と弾薬を提供したと説明。ジブチ和平プロセスの崩壊を目論む過激派を撲滅するため、暫定政府を支援していると語った。ソマリアへの武器禁輸を定めた国連安保理決議には抵触しないと強調している。
米国の対テロ戦争によりアフガニスタンやパキスタンで弱体化したアルカイダが、ソマリアを次の主要拠点とするのではないかとの懸念は強まっている。米中央情報局(CIA)のパネッタ長官は今月に入り、アルカイダメンバーの逃亡先になる可能性があるとして、同地域への監視を強めていることを明らかにした。
ソマリアでは爆弾テロなどによって警察幹部や有力政治家が殺害される事件が相次ぎ、暫定政府はイスラム武装勢力の侵攻を食い止めるため、近隣諸国に支援部隊の派遣を要請していた。
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■ケニアが部隊派遣を拒絶、内乱続くソマリア政府が要請
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090624/p2
で周辺国からの部隊派遣の可能性が低いと見て米国が手を出してきたのでしょうか。しかしどの勢力を支援するのが道義的に正しいのか、ここら辺の情勢は複雑すぎて分かりません。