4年間で北極の氷67センチ薄く=海水温上昇で悪循環と警告−NASA

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000102-jij-int
 【ワシントン7日時事】米航空宇宙局(NASA)は7日、観測衛星「ICESat」のデータを分析した結果、北極の海氷の厚さが2004年から08年までの4年間に、約67センチ薄くなったことが分かったと発表した。

 NASAは「近年、夏場に消失した氷を冬場に補うことができなくなっている。海を覆う氷が減少すると、太陽の光はますます海に吸収され、海水温の上昇を招き、氷を溶かす悪循環に陥っている」と警告している。

 調査はワシントン大学と合同で実施。北極の氷は04年から毎年約17センチずつ薄くなるとともに、夏場を乗り切った古く分厚い氷の比率も減少。古い氷は、アラスカ州に相当する面積が縮小したという。

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北極の氷、観測史上最小規模に縮小=世界気象機関
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081217/1229520464
と言うのもありました。北極の氷が減ると資源や新たな航路を求めて争いが起こりかねないと言う話でした。