ホンジュラス調停成果なし、「新旧」政権直接対話できず
http://www.asahi.com/international/update/0710/TKY200907100055.html
2009年7月10日10時35分
【サンホセ=堀内隆】中米ホンジュラスのクーデターを巡り調停作業を始めたアリアス・コスタリカ大統領は9日、国外追放されたセラヤ大統領、その後任に選ばれたミチェレッティ暫定大統領の2人と個別にコスタリカの首都サンホセで会談した。アリアス大統領は3者会談を目指したが実現せず、初日の調停は成果がないまま終わった。
米政府の意向を受けて仲介役を買って出たアリアス氏の私邸に、セラヤ氏は9日午前、ミチェレッティ氏は午後に入った。2人が顔を合わせる場面はなかった。サンホセのホンジュラス大使館によると協議は当初、2日間の予定だったが、ミチェレッティ氏は会談後すぐにホンジュラスへの帰国の途についた。10日以降は、双方の代表団が協議を続ける。
セラヤ氏は会談で、自身が選挙という民主的手段で選ばれた大統領であることを強調し、復権の重要性を訴えた。ミチェレッティ氏は会談後、「だれも法の上に立つことはできない」と記者団に述べ、憲法の規定を無視して自身の再選を目指したセラヤ氏の復権をあくまでも認めない考えを示した。
記事が多くて読みきれてなかったのですが、セラヤ氏は憲法の規定を無視して再選を目指していたんですね。でも任期までは続けさせるべきだと思いますが。