タリバーンのケシ栽培地を爆撃、資金源断つ狙いで駐留米軍

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000022-cnn-int
カブール(CNN) アフガニスタン駐留米軍は21日、同国南部ヘルマンド州にあるイスラム強硬派勢力タリバーンのケシ栽培地を空爆した。タリバーンは2001年末までの統治の数年間、麻薬栽培を厳しく禁じたが、政権を追われて以降、活動資金ねん出のため麻薬密輸を仕切っているともされる。

空爆では重さ約450キロ爆弾を複数投下した後、武装ヘリコプターが空爆を重ねた。ケシ栽培に住民を強制労働させているとの情報もあり、駐留米軍は栽培地の根絶で住民の人心を掌握することも狙っている

米国際開発局(USAID)はアフガンで、肥料を提供し、灌漑用水を整備するなどしてケシ栽培地の転作も住民に勧めている。国連薬物犯罪事務所によると、アフガン全34州のうちケシ栽培が実施されていない州は2007年の13から08年には18に増加。これと共に、ケシの取引量も激減したという。

【関連記事】
・アフガン死亡米兵、今月最悪のペースで増加
・アフガンで拉致された米兵の映像公開 「恐怖」を語る
・米F15型戦闘機が墜落、2人死亡 事故か アフガン軍事作戦
アフガニスタン駐留外国軍の月間死者数、過去最悪に
・民間ヘリが墜落、タリバーンが撃墜を主張 アフガン南部


“枯れ葉剤作戦”を検討 米、アフガンのケシ対策で
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071110/1194704329
とありましたが、今回は空爆の後転作も薦めているようですしこっちの方がいいですね。しかし空爆による被害者が出てなければいいんですが。