米当局、アルカイダに情報提供した米国人男性を起訴

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000833-reu-int


 7月22日、アルカイダニューヨーク市の交通システムなどの情報を流した罪で米当局が米国人男性起訴したことが明らかに。写真はペン駅で警備にあたる治安当局者。2004年8月撮影(2009年 ロイター)

 [ニューヨーク 22日 ロイター] 米当局は、アルカイダニューヨーク市の交通システムとロングアイランド鉄道の詳しい情報を流し、アフガニスタンで米軍に向けてロケット弾を発射した罪で、米国人男性を起訴した。22日に公開された裁判資料で明らかになった。

 ブライアント・ニール・ビナス被告(26)は、昨年3月から8月にかけてアルカイダから軍事訓練を受けていた罪にも問われている

 裁判資料によると、ビナス容疑者は「ニューヨーク鉄道システムとロングアイランド鉄道の通信機器や、自身を含む職員などの特定の情報を含む専門的なアドバイスと支援」をアルカイダに提供したとみられている。

 米当局関係者によると、ビナス被告の身柄は米連邦捜査局FBI)が拘束している。ニューヨークの交通システムに差し迫った脅威はないという。

朝に書こうと思っていたネタですが、夕方になったらブライアント・ニール・ビナス被告の新情報が出てました。
アルカイダ加入の米国人被告の供述記録入手 自爆志願も

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200907240005.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000002-cnn-int
(CNN) 国際テロ組織アルカイダの訓練を受けてテロ計画に参加したとして起訴された米国人の男が、今年1月に有罪を認め、3月にはベルギー検察の調べに対し、アルカイダとの関与を詳細に供述していたことが、23日までに分かった。供述内容を記録した文書を、CNNが入手した。

この男は、ニューヨーク出身のブライアント・ニール・ビナス被告(26)。米連邦捜査局FBI)が22日に公開した起訴状によると、米国人殺害を共謀したほか、テロ組織を支援し、訓練を受けた罪に問われ、有罪を認めた。08年にパキスタンでともに訓練を受けたベルギー人のグループが同年、テロを計画していた容疑で帰国直後に逮捕され、同被告は関係者としてベルギー検察の調べを受けた。

供述記録によると、ビナス被告は04年にイスラム教に改宗。07年にはパキスタンアルカイダ勢力と接触し、アフガニスタンでの戦闘に加わるため、ニューヨークからパキスタン東部ラホールへ向かった。現地でアフガン武装勢力に合流、米軍施設を砲撃する計画に加わったが、作戦は直前に中止となった。

その後、パキスタンの部族地域へ戻った際に、自爆テロの実行犯にならないかとの誘いに同意。訓練のため、北西辺境州の州都ペシャワルへ送られた。同被告は「アルカイダの正式なメンバーになることができた」と述べているが、自爆テロを実行するには「さらに宗教教育を受ける必要がある」と告げられたという。

08年3月から7月にかけ、3期にわたってアルカイダの訓練を受け、爆発物の扱いなどを習った。同年9月には、アルカイダ戦闘員らがアフガン国境付近の米軍部隊拠点にロケット弾を撃ち込んだ攻撃に参加。この事件が起訴につながった

同被告は事件後も国境付近に潜伏し、そこで「アルカイダ司令官」らと欧米に対するテロ計画などについて語り合ったという。08年10月、「結婚相手を探す目的で」ペシャワルへ戻り、そこで数週間後に拘束された。

FBIによると、同被告の身柄は現在も米当局の拘束下にある。すでに刑が言い渡されたかどうかは明らかでない

動機とかが全然見えてきませんが、ところで刑が言い渡されたかどうかの前に裁判が来るんじゃないかと思うんですが、対テロだと違うんですかね。