ミャンマーに在留中国人の権益保護を要求
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090928/chn0909281404005-n1.htm
中国外務省は２８日までに、ミャンマー北東部シャン州コーカン地区で起きた同国軍と少数民族の戦闘に関連し、ミャンマー政府に対し「ミャンマーにいる中国人の合法的な権益を守るよう効果的な措置を取る」よう要求した。中国の通信社、中国新聞社が伝えた。中国雲南省と国境を接するコーカン地区には２０万人ともいわれる中国人が在住しており、戦闘や混乱で損失を被った在留中国人の反発が強まっていることが背景にある。（共同）
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この件扱ってきませんでしたけど詳しいのはこのあたりかな
■ミャンマー 北東部でも軍事的緊張 政府軍と少数民族組織
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090906-00000025-maip-int
ミャンマーのコーカン地区と、ワ州連合軍支配地域【バンコク西尾英之】８月に政府軍と少数民族コーカン族武装組織との戦闘が起きたばかりのミャンマー北東部シャン州で、今度は別の少数民族武装組織「ワ州連合軍」支配地域の軍事的緊張が高まっている。ワ州連合軍は同国少数民族最大の武装組織で、政府軍が攻撃すれば大規模な戦闘に発展し、タイや中国へ多数の難民が流出する恐れがある。
現地からの情報によると、政府軍とコーカン族との戦闘が終息した８月２９日以降、シャン州内各地で政府軍車両がワ族支配地域方面へ向かうのが目撃された。ワ軍の拠点パンサンからは今月に入り、戦闘を恐れる住民が先を争って脱出し始めている。
タイの「バンコク・ポスト」紙は５日、迫撃砲などで重武装したミャンマー政府軍戦闘部隊がワ族地域に駐留。戦闘になれば５万人を超える住民がタイに難民として流入する恐れがあると報じた。
軍事政権は来年の総選挙を前に、停戦合意を結んでいる各少数民族武装組織に対して、政府軍に完全帰順して国境警備隊となることを要求。少数民族側がこれを拒否し緊張が高まっている。
政府軍のコーカン族への攻撃は、各民族に対する「見せしめ」とみられる。これに対しワ軍は兵士を派遣してコーカン族を支援。逃走したコーカン族指導者をかくまい、政権側の引き渡し要求を拒否している。
政府軍がワ軍攻撃に踏み切るかは、軍事政権を支援する中国の意向次第との見方もある。中国はワ族地域をミャンマーとの緩衝地帯とするため、軍事政権によるワ軍攻撃を望んでいないとの見方がある一方、自国と同じ漢民族であるコーカン族への攻撃を阻止しなかったことから、ワ族への攻撃も容認するとの声もある。
中国が攻撃を容認すれば、ワ軍が支配地域を維持することは困難だ。しかし専門家は「ワ族への攻撃は他の少数民族武装組織の一斉蜂起をもたらし、軍事政権は国内各地での戦闘発生という『パンドラの箱』を開けることになりかねない」と指摘する。
【ことば】▽ワ州連合軍▽ １９８９年に軍事政権との間で停戦合意したが、現在も２万人以上の兵力を擁するミャンマー最大の少数民族武装組織。中国から武器供与や軍事訓練を受けてきたとされる。親軍事政権勢力としてかつては、反政府武装闘争を続ける南部シャン州軍と戦ったが、最近になって同軍と同盟を結んだとの情報もある。
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どうも中国はコーカン地区を重視してワ族には言及してないようですね。ということはワ族への攻撃は黙認となるんでしょうか。
