豪が外資規制、中国の資源獲得に警戒感

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090927-00000786-yom-bus_all
 【シドニー=岡崎哲】豪州の外国投資審査委員会(FIRB)は、国内大手資源会社に対する外資の出資比率を15%未満に、鉱山開発などの新規案件で外資が地元資本と合弁会社などをつくる場合は50%未満に制限する方針を示した。

 豪州国内では、資源会社や鉱山権益の獲得に走る中国の動きに警戒感が広がっており、事実上の買収防衛に踏み切る狙いだ。

 豪州側の方針を受け、中国の非鉄大手・中国有色鉱業集団は24日、ハイテク機器製造に不可欠なレアアース(希土類)の採掘計画を進めていた豪資源企業ライナスの株式(50・6%)取得を断念したと発表した。

 一方、国防省は同日、中国鉄鋼大手・武漢鋼鉄の子会社による磁鉄鉱採掘事業への出資に関し、鉱山が軍施設に隣接するため「安全保障上好ましくない」として、反対する考えを明らかにした。

取り上げませんでしたが、この手のオーストラリアと中国の攻防は最近何回かありました。これで決着つくでしょうか。