ホンジュラス、ブラジルに警告「セラヤ氏とどまる大使館、外交特権失う」

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090928AT2M2801L28092009.html
 【サンパウロ=檀上誠】中米ホンジュラスからの報道によると、クーデター後に発足したミチェレッティ政権は27日、ブラジル政府に対して「(在ホンジュラスの)ブラジル大使館は10日後に治外法権などの外交特権を失う」と警告した。ブラジル大使館には大統領職を追われたセラヤ氏がとどまっており、期限後に治安当局が館内に入り、セラヤ氏を拘束することを示唆したもの。

 ミチェレッティ政権はセラヤ氏の引き渡しか、亡命者としてブラジル本国で受け入れるよう求めている。 26日には「10日以内に実現しなければ追加手段を取る」としていたが、 27日にブラジルのルラ大統領が拒否したため、さらに実力行使の可能性を明確にした。

 6月のクーデターで国外追放されたセラヤ氏は秘密裏に再入国して今月21日、ブラジル大使館を訪問。そのまま館内にとどまっている。現地ではセラヤ氏支持者と治安当局の衝突で少なくとも2人が死亡するなど混乱が広がっている。 (14:26)

この強硬姿勢にはアメリカあたりからも非難が出るんじゃないですかね。暫定政権にはさっさと引導を渡したほうがいいような。