<ホンジュラス>暫定政権に批判的な放送局一時閉鎖

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090929-00000090-mai-int
 【サンパウロ庭田学】AP通信によると、中米ホンジュラスのクーデターで実権を握っている暫定政権は28日、同政権に批判的なラジオとテレビの放送局各1局を一時閉鎖措置にした。許可のない集会も禁止にした。国民の権利や言論を制限する強硬姿勢により、クーデターで追放されたセラヤ大統領支持者との間で緊張が高まっている

 大統領復帰を目指すセラヤ氏が21日に首都テグシガルパに戻って以来、暫定政権は危機感を強めている。27日夜、集会禁止や報道機関の一時閉鎖方針を発表。警察や軍は司法機関の許可なく市民を逮捕できるとした。

 セラヤ氏は首都のブラジル大使館に滞在中。同氏の大統領復帰を求める支持者数百人は28日、デモ行進のためデグシガルパ市内に集まったが、警官隊に行進を阻止された。セラヤ氏を支持するラジオ局グロボには、早朝に兵士が押し入り、放送機材を持ち去ったという。

 暫定政権の強硬措置は、憲法で保障された国民の権利を一部停止するもの。ミチェレッティ暫定大統領は「セラヤが暴力をあおっているからだ」と正当化した。セラヤ氏は「国民に対する野蛮な弾圧だ」と激しく非難した。

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こういうことやってると暫定政権ますます非難の対象になりそうです。