傷害致死の漢族に死刑判決=ウイグル暴動の引き金−中国広東省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091010-00000066-jij-int

 【北京時事】新華社電によると、中国広東省韶関市中級人民法院(地裁)は10日、市内の玩具工場でウイグル族2人を集団で殴って死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた漢族の男1人に死刑、1人に無期懲役、3人に懲役7〜8年の判決を言い渡した。

 この事件は、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で7月5日、当局の発表で197人が死亡した大規模暴動の引き金になったとされる中国当局は国内外の分裂勢力が暴動を企てたとする一方で、暴力犯罪行為については刑法に従って処罰する方針を示しており、広東省の事件でも民族にかかわりなく、招いた結果を重く見て厳罰を科したとみられる。

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分裂勢力が暴動を企てたというのに漢族を死刑にするのには疑問を感じますが、中国のこの行動が真実を物語ってるんじゃないでしょうか。