国連アフガニスタン支援団代表、大統領選の不正認める

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091012-00000004-cnn-int

カブール(CNN) 国連アフガニスタン支援団(UNAMA)のカイ・エイダ代表(ノルウェー)は11日、首都カブール市内で記者会見し、今年8月20日に投票が行われたアフガン大統領選で「広範囲な不正」があったことを認めた

ただしエイダ代表は、不正があったと公に認めることに消極的だとの指摘が、先月末にUNAMA副代表を解任されたピーター・ガルブレイス氏(米国)による「個人攻撃」だとコメント。こうした指摘が、同代表の自宅に2カ月間滞在していたガルブレイス氏との私的な会話に基いていると語った。

エイダ代表はまた、治安面の懸念があるものの、アフガニスタン国内にできる限り多数の投票所を設けるという自身の決定は正しかったと主張。アフガン選挙管理委員会との情報共有を拒否したとの疑いを否定するとともに、カルザイ大統領の得票率が当選要件の過半に達するよう、選管の不正対策撤回を容認したとの疑惑が「単純に事実無根」だと明言した。

ガルブレイス氏は全面的な票の再集計を主張し、エイダ代表と対立したとされるガルブレイス氏は今月4日付の米紙ワシントン・ポストに掲載した論説で、国連が自身の解任の真の理由を隠ぺいしようとしていると主張エイダ代表がアフガニスタン情勢の悪化を恐れ、大統領選の不正を「否定もしくは軽視した」ものの、不正は事実であり、国連が認めない場合は、カルザイ氏を支持しなかったアフガン有権者の信頼を失うだろう、と述べた。

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「幽霊投票所」で得票操作? アフガン大統領選で暴露
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091003/p3
からの続報ですね。ついに国連も認めたという感じですね。