中国が「強烈な不満」 カーディル議長へのビザ発給に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000591-san-pol

 中国外務省の馬朝旭報道官は20日、定例記者会見で、在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長の再訪日について、「日本側は中国の断固たる反対を顧みず、入国を許可した。中国側は強烈な不満を表明する」と述べた。

 前回入国した際の表現とほぼ同じで、現段階では激しい非難は避けている。(北京 野口東秀)

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現段階ではとありますが、この後何があるのかなと見てみると、
亡命ウイグル人組織リーダーが来日へ、中国の反発必至

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000256-reu-int
 10月19日、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席が20日来日することが明らかに。写真は9月、ブリュッセルで記者会見するカーディル主席(2009年 ロイター/Sebastien Pirlet)

 [東京 19日 ロイター] 亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席が20日に来日することが明らかになった。

 中国政府は今年7月に新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた大規模な暴動にからみ、「民族暴動を扇動した」としてカーディル氏を非難しており、今回の同氏来日が中国側の反発を招くことは必至とみられる。一方のカーディル氏は、こうした嫌疑を否定している。

 世界ウイグル会議」の公式サイトによると、カーディル氏は11月2日まで日本にいる予定で、滞在中は10校の大学で講演を行うという。

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と大学での講演のみのようです。