スーチーさんが軍政トップへ送った書簡を公表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091117-00000614-san-int
 ミャンマー民主化運動指導者アウンサン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)スポークスマンは17日、スー・チーさんが、15日に同国軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長に送った書簡を公表した。

 この中でスー・チーさんは拘束中の幹部を含むNLD執行部全員と自宅で会談することを認めるよう要請。そのうえで、国益のためにSPDCと協力すると明言、タン・シュエ議長との面会を求めている

 NLD執行部は来年の総選挙をめぐり、軍政を認めることになると不参加を主張する古手幹部に対し、若手らは不参加では党の存在が失われるとして意見が割れている

 スー・チーさんは選挙参加の方向で執行部を一本化したうえでタン・シュエ議長に対し、自身の参加を認めるよう求めるとみられる。(シンガポール 宮野弘之)

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ミャンマー(ビルマ)の政治も複雑なんですね。NLD内で意見が割れているとは思いませんでした。スーチーさんが解放されたあと、政治手腕が問われるんですね。