ビンラディン容疑者取り逃がす=前米国防長官が増派拒否−上院調査報告書

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091130-00000012-jij-int
 【ワシントン時事】米上院外交委員会は29日までに、ラムズフェルド前国防長官が2001年12月に、国際テロ組織アルカイダ首領ビンラディン容疑者がアフガニスタン東部山岳地帯の洞窟(どうくつ)に潜伏していることを知りながら、捕らえるための増派要請を退け、取り逃がす結果を招いたとの調査報告書をまとめた。29日付ニューヨーク・タイムズ紙などが報じた。

 同紙などによると、米軍は01年12月中旬、ビンラディン容疑者とナンバー2のザワヒリ容疑者が山岳地帯トラボラに潜んでいることを、傍受したビンラディン容疑者の会話などから把握。同容疑者は殺害されることを覚悟し、遺書を書いていたという。

 現地の米軍指揮官は掃討とともに、パキスタンに逃走しないよう国境封鎖に必要な特殊部隊と兵力を要請。しかし、ラムズフェルド前長官とフランクス中央軍司令官(当時)は増派が地元住民の反発を招くとして拒否した。

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2001/12月ですか。ラムズフェルド氏が地元住民の反発なんて気にするとは思えないのですが、2003/3のイラク開戦までビンラディン容疑者に生きていて欲しかったんじゃないでしょうか。