イラクの大規模油田開発権入札、シェルとペトロナス連合が落札

中東

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000032-reu-int

　［バグダッド　１１日　ロイター］　１１日実施されたイラクの油田開発権をめぐる入札で、世界最大規模の未開発油田であるマジュヌーン油田の開発権を、ロイヤル・ダッチ・シェル＜RDSa.L＞とマレーシアのペトロナスのコンソーシアムが落札した。

　イラクが油田開発権の入札を実施するのは、２００３年に米軍が進攻して以来２回目。

　両社が支払う手数料はわずか１バレル当たり１．３９ドルだが、同油田の産油量を日量１８０万バレルと、イラクが想定した倍の水準に引き上げることを約束した。

　イラクのHussain al-Shahristani石油相は「シェルとペトロナスのコンソーシアムがマジュヌーン油田を開発する権利を得たことを発表する。手数料は、われわれが考えていた水準を下回る」と述べた。

　フランスのトタルは中国石油天然ガス集団（ＣＮＰＣ）と組んで、マジュヌーン油田に入札していたが、落札できなかった。その代わり、トタルはそれよりも小規模なハルファヤ油田の開発権を獲得したＣＮＰＣ主導のコンソーシアムに参加した。

　イラクは今回、１０カ所の油田の開発権を入札にかけており、西側諸国や中国、インドの石油会社が入札に参加している。

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マジュヌーン油田は、
■新たな段階に入ったイラク石油開発（pdf）
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/2/2085/0808_01_inohara_iraq-oildevelopment.pdf
によると、海のほうの19鉱区の近くですね。

ハルファヤハマジュヌーンより北の方ですね。