30万人の8割超は「病死」 ダルフール紛争で研究チームが英誌に発表
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100203/mds1002031653003-n1.htm
30万人が死亡したとされるスーダン西部ダルフール地方の紛争で、死者数の80%以上は生活環境の悪化による「病死」だったとの研究結果をベルギーのルーバン・カトリック大学の研究チームが3日までに、英医学誌ランセットに発表した。紛争が沈静化しても深刻な人道危機は続く恐れが強いと指摘している。
研究チームは、紛争の死者数に関する従来の調査のうち、研究データとしての条件を満たした63件を集めて分析し、紛争が始まった2003年から08年末までの死者数を約30万人と推定。
紛争が最も激しかった04年は暴力行為が主な死因だったが、05年以降は、劣悪な衛生環境の避難キャンプで栄養不足や下痢、汚れた飲み水が原因の病気などで死亡するケースが大半だったとの結果を導き出した。(共同)
スーダン大統領は先日ICCで集団虐殺で訴追されてましたが、
■スーダン大統領を集団虐殺で訴追へ 国際刑事裁判所
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100204/p2
この件に関してはどういう判断がなされるのでしょうか。まぁアラブ連盟がICCそのものに反対してますし逮捕はされないと思うのですが。