クリントン米国務長官、ブラジルなど中南米5カ国歴訪へ

http://www.asahi.com/international/update/0225/TKY201002250152.html

 【ワシントン=望月洋嗣】米国務省は24日、クリントン国務長官が28日から3月5日までの予定で、ブラジルやグアテマラなど中南米5カ国を歴訪すると発表した。各国首脳らとの会談では、中南米諸国が「米国抜き」で創設することを決めた新共同体ハイチ地震の復興支援などが議題になるとみられる。国連安保理非常任理事国イランと密接な関係にあるブラジルでは、イランの核開発問題も協議する見通し。

しかしさすがアメリカは昨日報じられた
米国抜きの地域機構設立を承認 中南米カリブ首脳会議
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100225/p2
に対して即手を打ってきましたね。一体どういう訪問にするつもりかは今必死につめてるのかもしれませんが、日程も決めてそれまでに調整しようという決意が普天間とかでグダグダやってる日本とは違いますね。

あとイランと密接な関係にあるブラジルというのは、これ↓
2009/11
イラン大統領がブラジル訪問、首脳会談 疑問の声も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000003-cnn-int
(CNN) イランのアフマディネジャド大統領は23日、南米歴訪の最初の訪問国ブラジルでルラ大統領と会談し、経済や文化および技術面の交流に関する各種合意に署名した。イラン首脳のブラジル訪問は初めて

アフマディネジャド大統領には経済界のリーダー200人が随行しており、大統領は訪問各国との経済関係強化を図っている。ただし大統領は核問題で欧米各国から圧力をかけられるなか、イランに同情的な各国政府とつながりを深めたい意向にあり、大統領選後の騒乱鎮圧で悪化したイメージの改善も図っている。

1970年代のカーター米政権で国土安全顧問を務めたロバート・パスター氏は、アフマディネジャド大統領が重要人物扱いされる国々を訪問する傾向を指摘するとともに、国際社会の重要国になろうとしているブラジルがアフマディネジャド大統領を歓迎する理由が理解不可能だと発言。別の元米当局者も、ブラジル外交の未熟さが露呈しているとコメントした。

ブラジルの主要都市リオデジャネイロでは1000人規模の集会が開かれ、参加者らがイランの人権問題や、ナチスドイツのユダヤ人虐殺(ホロコースト)を否定したアフマディネジャド大統領の訪問に抗議を表明した。ルラ大統領は、外交による問題解決の模索は国家にとって必要であり、イランを核問題で孤立化させるべきではないとして、アフマディネジャド大統領との会談をめぐる批判を受け入れない姿勢を示した。

アフマディネジャド大統領はこの後ボリビアベネズエラを訪問し、アフリカのセネガルに向かう。

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IAEAが2度目の査察を実施、イラン第2のウラン濃縮施設

くらいしか見つからないのですが、これで密接と言えるのでしょうか。

イランとの貿易額で一位の中国とか
イラン、中国が最大貿易相手国に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070904/1188939759

イランと中国の貿易総額は144億5000万ドル(約1兆7000億円)で前年比43%増。日本との122億9500万ドルを上回った。

中国に抜かれる前は一位だった日本とか
イラン原油 円建て決済が本格化 元売り各社「効果は限定的」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071009/1191931924
イランに関しては他に注目する点があると思うのですが。