ミャンマー政党法、狙いはスー・チーさん外し

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100310-OYT1T00938.htm

 最大野党の国民民主連盟(NLD)に対して事実上、アウン・サン・スー・チーさんを除籍するか、解党するかの二者択一を迫る内容となっており、NLDは反発している。少数民族が政党を組織するのも難しく、国際社会の批判が一段と強まるのは必至だ。

 同法は、「有罪判決を受けて、刑期の途中にある者」は政党から除籍されると定め、宗教関係者も政党を組織できないと規定。既存政党にも、法律制定から60日以内に選挙委員会へ再登録するよう求めている。

 スー・チーさんは昨年8月、自宅に侵入した米国人を無断で滞在させたとして、国家防護法違反罪で有罪判決を受け、自宅軟禁下に置かれている。NLDが再登録するには、スー・チーさんの党籍離脱が不可避となり、再登録しない政党は規定で解散に追い込まれる。

 スー・チーさんは軍政が制定した憲法で被選挙権を絶たれているが、除籍になれば、NLDとの接触や政治活動を全面的に禁じられる恐れもある。NLD広報担当のニャン・ウィン氏は「最悪の法律だ。これでは公正で自由な選挙にならない」と厳しく非難した。

 一方、同法は、「少なくとも三つの選挙区で候補者を立てられなければ、政党として選挙に参加する資格が失われる」とも定めた。居住地域が限られる少数民族にとっては、政党を組織する上で高いハードルとなりそうだ。
(2010年3月10日20時01分 読売新聞)

スーチーさんに対してもひどいですが、少数民族
ミャンマー>東部避難民47万人超 NGO「軍政弾圧で」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091218/p1
とあったので、どこまで選挙に参加できるんでしょうか。今までミャンマーに関与していた国も黙って無いと思います。

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