イスラム教指導者アウラキ師の肉声か 対米聖戦を呼びかけ

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201003180005.html
(CNN) 米国生まれのイスラム指導者アンワル・アウラキ師とされる男が、米国が「邪悪」だとして対米聖戦を呼びかけている肉声の録音を、CNNが17日までに入手した。

男は12分余りの録音で、米国のイラク進攻やイスラム教徒への攻撃継続のなか「米国に居住することと、イスラム教徒であることの間で折り合いを付けられなかった」と述べ、最終的に対米聖戦が自身を拘束しており、他のイスラム教徒全員も同じだとの結論に達したとしている。

男はさらに、イスラム教徒の米国人に向けて「われらの兄弟姉妹たちへの暴虐や犯罪の責任を負っている国で平和的に共存することを、良心がどうして許せよう。イスラム教やイスラム教徒への戦争を主導する政府に忠誠心を持つことが、どうしてできようか」などと挑発的に呼びかけている。

アウラキ師はイエメン南部で、有力者の一族の保護を受けて潜伏中とみられている。録音の信ぴょう性は不明だが、消息筋は録音の肉声がアウラキ師本人のものだとの見解を示した。

米情報機関の関係者は、アウラキ師はインターネットを通じて、英語を話すイスラム教徒を中心に依然大きな影響力を持っている。アウラキ師の説教や肉声の録音は、英国や米国のテロ容疑者のコンピューターから少なくとも十数件発見された

アウラキ師はまた、昨年11月に米テキサス州フォートフッド陸軍基地で銃乱射事件を起こしたニダル・マリク・ハサン被告との接触を認めているアウラキ師とみられる男は肉声の録音で、自身とハサン被告の間で交わされた通信内容の公開を米当局に求めるとともに、オバマ米政権がハサン被告の事件を個人的な暴力行為として説明しようと図り、情報操作を行っていると非難している。

アンワル・アウラキ師はイエメンで活動しているといわれていましたが、肉声は初めてですね。
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AD&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_

ニダル・マリク・ハサン被告で調べると、
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%83%8B%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%B5%E3%83%B3&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
「息子の殺害命令再考を」 イスラム指導者の父が米大統領に嘆願

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000015-cnn-int
ロンドン(CNN) 米国が国際テロ組織アルカイダの関係者とみて行方を追っているとされるイスラム教指導者アンワル・アウラキ師の父親が2日、オバマ米大統領にあてて「息子を殺害または拘束するようにとの命令は考え直してほしい」とする嘆願書を送った。

アウラキ師は米国生まれのイスラム教指導者で、米テロ対策当局は、イエメンを拠点とする「アラビア半島のアルカイダ」指導部とのつながりが深い人物と見ている。

しかし同師の父、ナセル・アウラキ氏は「息子は無実であり、暴力とは無関係のイスラム教の学者にすぎない。これはテロリズムとは何の関係もないと私は信じる。米国の法律を重んじ、もしアンワルが過ちを犯したのであれば、米国法の原則にのっとって訴追して欲しい」と訴えた。

アウラキ師は昨年12月に起きた米機爆破未遂事件で起訴されたアブドゥルムタラブ被告と昨秋イエメンで会い、11月に米テキサス州フォートフッド陸軍基地で銃乱射事件を起こしたニダル・マリク・ハサン被告と接触していたとの情報もある。

ナセル氏は、アウラキ師にも出頭を呼びかけており、オバマ大統領に対しては「息子がアルカイダのメンバーだという誤った認識に基づく殺害・拘束の命令は考え直して欲しい」と嘆願した。

【関連記事】
・米国務省、「アラビア半島のアルカイダ」を国際テロ組織指定
・被告の適切な監視と情報共有不在と、米陸軍基地乱射で報告書

で、アンワル・アウラキ氏の無罪を印象付けていますが、これが情報操作なんでしょうか。イエメンはテロとかなり因縁がある感じですし、情報操作は無意味な気がしますが。