中国：イラン側に譲歩促す 核開発問題で

　中国外務省の秦剛副報道局長は１日の定例記者会見で、イランの核開発問題に関連し「原子力の平和利用計画であっても国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の監督を受ける必要がある」などと述べ、イラン側に譲歩を促した。

　またイランの核交渉責任者のジャリリ最高安全保障委員会事務局長が同日訪中し、滞在中に中国の戴秉国国務委員や楊潔※外相と会談することを明らかにした。中国は資源をめぐり関係が深いイランと、制裁を求める米国の間で板挟みになっており、一連の会談でもイランに譲歩を促すことで事態の打開を模索するとみられる。

　中国は他の国連安全保障理事会常任理事国とドイツの計６カ国で、イラン核問題をめぐり３月３１日夜に電話協議した。秦副局長は「イランが核兵器を保有することに反対する」としながらも「外交手段で解決するため建設的な努力をしたい」と述べ、外交努力を継続する必要性も強調した。（共同）

　※は竹かんむりに褫のつくり
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毎日新聞　2010年4月1日　22時12分

中国が言ってどれくらい説得力があるのか分かりませんが、中国がイランにとって最大貿易国なのは、まだ変わってないと思います。
■イラン、中国が最大貿易相手国に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070904/1188939759
しかし過去に最大貿易国だった日本の意見も聞いて欲しいところではありますが。