<キプロス>再統合交渉に向け準備開始

北キプロス>再統合消極派の首相競り勝つ 大統領選

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100419-00000015-mai-int
 【エルサレム花岡洋二】地中海の分断国家キプロスの北側を占め、トルコのみが承認する北キプロス・トルコ共和国で18日、大統領選があった。南側のギリシャ系、キプロス共和国との再統合交渉を進めてきた現職のタラト大統領(57)と、再統合消極派のエロール首相(72)による事実上の一騎打ちで、エロール首相が競り勝った。

 ロイター通信によると、エロール氏は当選に必要な過半数の50.38%を得票。タラト氏の得票率は42.85%だった。

 タラト大統領と南側のフリストフィアス大統領は08年9月、民族別の二つの共同体からなる「連邦」国家を目指して再統合交渉を開始した。エロール首相は交渉継続を公約しているが、対等な主権国家となることを主張。南側はこの案を拒否しており、交渉は難航しそうだ。

 経済開発の遅れた北側の有権者は、タラト大統領が任期の5年で交渉を進展させられなかったことへの不満を募らせていた。

 キプロス島はもともと、ギリシャ系、トルコ系の住民が混在していたが、74年に分裂した。南側のキプロス共和国は04年に欧州連合(EU)に加盟。トルコは同共和国を承認していない。

【関連ニュース】
ことば・北キプロス・トルコ共和国
キプロス問題」とは
キプロスの国旗
真っ白なワラビー生まれる、キプロスの動物園

キプロス>再統合交渉に向け準備開始
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080419/1208607835
では南キプロスも統合に前向きな政権が出来た感じでしたが、まぁ交渉を掲げて経済開発の遅れもあったということでは統合消極派が当選してもしょうがないんでしょうね。