祖父の七光!? 中国軍「最年少の将軍」誕生 毛元主席の孫

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100803-00000110-san-int

 【北京=矢板明夫】中華人民共和国の建国の父である毛沢東元主席の孫で、中国軍事科学院戦争理論・戦略研究部の副部長を務めている毛新宇氏(40)が最近、中国軍の少将に任命され、最年少の将軍となった。中国各紙が伝えた。

 新宇氏は、毛元主席の次男である毛岸青氏(1923〜2007年)と、作家で撮影家協会主席を務めた邵華氏(1938〜2008年)との間に生まれた長男で、1992年に人民大学歴史学部を卒業。中央党学校などを経て軍隊に入り、2003年に軍事科学院で博士号を取得した。博士論文のテーマは「毛沢東の戦略思想研究」だった。

 新宇氏の少将昇進について正式発表はないが、複数の中国メディアが7月末、少将の肩章のある軍服を着て地方を視察する新宇氏の写真を撮影しており、少将に昇進したことが確認された。中国軍では少将昇進は45歳以後が一般的。新宇氏の異例の出世についてインターネット上で「祖父の七光」と批判する声もある。

 新宇氏の少将昇進が話題になったのは2度目。昨年9月末、一部の香港紙が報じたものの、本人は報道を否定していた

 新宇氏は軍人であると同時に、国の諮問機関、全国政治協商会議の委員も務めている。「毛沢東の業績を永遠に記念するために、その誕生日と命日を法定の祝日にすべきだ」と提案するなど、これまで保守派としてメディアで話題になることが多かった。今後は将軍として、メディアや軍への発言力や影響力が強くなるとみられる。

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090721/p6
というのもありましたが、相変わらず七光りが有効なんですね。リンク先の産経新聞では

今後予想される異動とあわせてみることで、胡錦濤氏の軍掌握の実態が浮かび上がることになろう。

とありましたが、これも軍掌握に関係あるのでしょうか。