「琉球取り戻せ」 菅首相“沖縄独立”発言を中国ネット絶賛
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101019/chn1010192113008-n1.htm
デモ行進をする中国の若者の手には、「解放沖縄」の文字が躍るゲートフラッグ(ロイター)中国の大規模反日デモは18日で3日連続の発生となったが、なんと成都市のデモでは「収回琉球、解放沖縄」と大書した赤い横断幕が登場した。「琉球を取り戻し、沖縄を解放しよう」との意味で、かつて中国の属国だった琉球を独立させ、沖縄本島を支配下に組み入れようというのだ。その下地になっているのが、。中国のネット上では「菅氏はいいことを言う」ともちきりだ。(夕刊フジ)
菅直人首相(64)が昨年9月に行った「沖縄は独立すればいい」との売国発言
中国湖北省武漢市で18日午後、若者らの大規模な反日デモが発生。目撃者の証言などによると、約2000人が参加した。これで中国での反日デモは3日連続となった。こうした中、問題のスローガンが登場したのは、「イトーヨーカドー」など市内の日系店舗が破壊された成都のデモ。
沖縄は日本のものでないから、昔のように中国の朝貢国に戻し、支配してしまおう−。こうした暴論を勢いづかせているのが、菅首相が唱えた「沖縄独立論」だ。
この発言を暴露したのは、民主党の喜納昌吉前衆院議員(62)の著書「沖縄の自己決定権−地球の涙に虹がかかるまで」(未来社)。菅首相は、副首相兼国家戦略担当相だった昨年9月、喜納氏から米軍普天間飛行場の移設問題を問われると、「基地問題はどうにもならない。もうタッチしたくない」と漏らし、最後は「もう沖縄は独立した方がいい」と言い放ったという。
この発言が明らかになった今年6月以降、中国のネットサイトには、「菅氏もいいことをいう」と称賛する声や「沖縄は一度独立させ、中国の属国にしよう」といった意見が寄せられるようになった。
実際、最近の中国世論は、沖縄奪還論であふれている。複数のネットサイトに「明の属国だったが、17世紀に薩摩藩が軍事侵攻し、明治維新で日本政府が琉球王朝を廃止した」と、日本の主権には正当性がないかのごとき書き込みがあるほか、有力紙の環球時報も9月「沖縄はもともと日本の領土でない」と主張。香港の「亜州週刊」も今月3日、中国漁船衝突事件を引き合いに、「尖閣の主権を争うなら、沖縄の帰属問題も議論すべきだ」とふっかけた。
そして、今回の反日デモでも、菅発言の足下を見透かしたように、沖縄を中国のために「解放」するよう求められる始末。「解放」という名の侵攻予告を、沖縄県民はどう思うのだろうか。
頼むから沖縄県民には日本でよかったと思わせるようにしてほしい。沖縄県民だって無茶なことばかり言ってる訳でなく、それ相応の補償があればと現実路線の人もいるのだから。
しかし一方中国では、こんな報道もあります。
■「反日」以外のデモは禁止=立ち退き問題で抗議認めず―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101019-00000069-jij-int
【香港時事】米政府系の自由アジア放送(RFA)は19日、中国湖北省の省都・武漢市で反日デモと同じ18日に、当局から立ち退きを強要されている約1000人の住民が抗議デモを行ったが、警察に中止させられたと伝えた。武漢市の警察当局は尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる反日デモを容認。しかし、立ち退き問題の抗議デモは警官隊を派遣して解散させた。各地の反日デモの人数が出発後に膨れ上がるのは、こうした社会問題に対する不満がうっ積しているためとみられる。
中国では、当局が再開発のため少額の補償金で住民に立ち退きを迫ったり、農地を接収したりするケースが多く、大きな社会問題になっている。
同国のインターネット上では「われわれは釣魚島防衛を叫ぶ前に、まず自分の家や土地を守るべきではないのか」との意見も出ている。
【関連記事】
反日デモ、実は官製=政府系学生会が組織−香港紙
【特集】尖閣諸島緊張の海
【特集】中国海軍〜その秘められた実力〜
【特集記事】尖閣問題「燎原の火」を点けた「酒乱船長」の暴走
【ルポ】ミャンマー「秘密首都」を歩く〜忍び寄る中国の影
■「反日デモはマスゲーム」中国有名作家が「愛国」に一石
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101017/p3
の韓寒氏が言っていたことと同じですね。