軍突入、反乱兵士を拘束 マダガスカル
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101121/mds1011211104001-n1.htm
空軍基地の外側で、擲弾筒を構える政府軍兵士=20日、アンタナナリボ(AP)アフリカ南東部の島国マダガスカルからの報道によると、同国軍は20日、17日に実権を掌握したと宣言した反乱軍兵士らが立てこもっていた首都アンタナナリボの国際空港近くの兵舎に突入、反乱軍の全兵士を拘束した。
ロイター通信によると、拘束されたのは16人。同国軍100人程度が突入後、反乱軍側が発砲、銃声が20分以上続いた。
反乱軍はラジョエリナ暫定政府大統領が昨年3月、当時大統領だったラベロマナナ氏を退陣に追い込んだ際、ラジョエリナ氏を支持していた軍高官ら。国際社会が暫定政府を認めず、同国は外交的に孤立、軍内部でラジョエリナ氏に対する不満が高まり、反乱を起こしたとみられている。
17日は憲法改正の是非を問う国民投票が行われていた。改正が承認されれば、ラジョエリナ氏が新大統領選出まで政権を保持することが憲法で保障される。(共同)
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■軍の一部がクーデターか 国民投票のマダガスカル
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101118/p2