憲法改正、賛成多数で承認 マダガスカル

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101123/mds1011231145000-n1.htm


22日、アンタタナリボ市内の市場で買い物をする市民ら(AP)

 アフリカ南東部の島国マダガスカルからの報道によると、同国の選挙管理委員会は22日、今月17日に行われた憲法改正の是非を問う国民投票の暫定開票結果を発表、賛成が約74%で多数となり、改正が承認されたことを明らかにした。

 17日に政権を掌握したと宣言した軍の一部の反乱は鎮圧されたが、国際社会から憲法改正に対する承認は得られておらず、同国暫定政府は外交的に孤立したまま投票率は約53%と低く、野党のボイコットの呼び掛けが影響したもよう。政情不安は今後も続きそうだ。

 改正承認で、昨年3月に軍の支持を得て当時大統領だったラベロマナナ氏を退陣に追い込んだラジョエリナ暫定政府大統領は、新大統領選出まで政権を保持することが憲法で保障される。来年5月実施予定の大統領選にラジョエリナ氏が出馬することも可能となる。
(共同)

詳しいことを知りたい方はこちらからさかのぼってください。
軍突入、反乱兵士を拘束 マダガスカル
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101121/p6