台湾への武器売却にF16最新部品 胡錦濤訪米後に詳細発表へ 

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110118/amr11011819080052-n1.htm
2011.1.18 19:06

 【ワシントン=佐々木類】総額5800億円に上る台湾への武器売却を決めている米政府が、中国の胡錦濤国家主席の訪米後に売却武器の詳細を公表する見通しとなった。

 米側は武器売却を決めた昨年1月、台湾側が強く求めていた最新型F16戦闘機の売却を見送ったが、台湾が保有する旧式のF16を改良するため、電子部品やエンジン、ミサイルといった重要部分を含む最新の部品が含まれるもようだ。

 中国政府は、米国による台湾への武器売却、とりわけF16の売却に猛烈に反対してきた経緯があり、武器売却をめぐってぎくしゃくした米中関係が今回の部品売却で再び悪化する可能性もある

 台湾への武器売却の内訳は地対空誘導弾パトリオット(PAC3)114基、ハープーンミサイル12基、多用途ヘリコプターUH60「ブラックホーク」60機など。

 売却するほとんどを防御的な装備にすることで対中配慮を示し、F16と潜水艦については売却を断念するとしていた。

 台湾への武器供与は、1979年の米中国交正常化を受けて制定された米国の台湾関係法に基づく。

米との人権対話取りやめへ=対台湾武器売却が影響−中国
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100203/p2
に対台湾武器輸出をまとめた記事があります。見送っていた、F-16A/BをC/Dにするのを許可したということでしょうか。