南ア、医療水準は「BRICS」のほか4カ国と大きな差

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110204-00000011-xinhua-int
新華社ヨハネスブルグ2月3日 李建民、邵海軍】 南アフリカの人種関係研究所(SAIRR)は3日に発表したリポートで、同国の医療水準が同国を含めた「BRICS」5カ国のうちのブラジル、ロシア、インド、中国と大きな差があると指摘した。

08年、同国政府が医療分野での予算として投じた額は国内総生産(GDP)の9%で、割合としてはほか4カ国よりも高かった。しかし、妊産婦死亡率や結核罹患(りかん)率などの重要指標は4カ国より大幅に高いままだ。

世界銀行によると、インドの結核罹患率は10万人に168人、ロシアは同107人、中国は97人、ブラジルは46人だ。これに対して南アは960人と群を抜いて高い。また、南アの平均寿命は51歳で、これも中国の73歳、ブラジルの68歳、ロシアの64歳と大きな差がある。

SAIRRは「大切なのは医療分野への予算が適切に使われているかどうかだ」として、政府に対し早急に有効な医療体制を確立するよう呼びかけた。

(編集翻訳 恩田有紀)

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南アフリカはやはりアフリカにあるというのも大きいんでしょうね。ジンバブエとも接してますし。
南アで移民排斥が激化 62人死亡、4万人避難
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080603/1212499291
というのもありました。