モスクワ空港テロで少年ら3人逮捕 武装勢力が勧誘か
http://www.asahi.com/international/update/0209/TKY201102090307.html
2011年2月9日19時14分
【モスクワ=副島英樹】モスクワ郊外のドモジェドボ国際空港で36人が犠牲となった1月の爆弾テロ事件で、ロシア司法当局は9日までに、ロシア南部・北カフカスのイングーシ共和国の少年ら3人をテロに関与した疑いで逮捕した。当局はイスラム系武装勢力が若者らを引き込んだと見て関与を調べている。
イングーシ当局はすでに、自爆犯は中心都市ナズラニのアリユルト村に住んでいたマゴメド・エブロエフ容疑者(20)と断定。インタファクス通信によると、同容疑者の姉(1988年生まれ)と未成年の弟(94年生まれ)、友人の男(88年生まれ)が爆弾製造に関わったとして逮捕された。空港で使用された爆弾と同じ成分が、3人のうちの1人から検出されたという。
事件をめぐっては、米国が国際テロリストとして指定している北カフカスの武装勢力リーダー、ドク・ウマロフ指導者が4日夜にイスラム過激派系サイト「カフカス・センター」で犯行を示唆するビデオ声明を発表。エブロエフ容疑者はビデオに映っていた青年と酷似していた。イングーシ捜査筋は、容疑者らのグループが同指導者の指揮下にあったとみて調べている。
有力紙コメルサントによると、エブロエフ容疑者は昨年8月、出稼ぎに出るとしてアリユルト村を離れた後、ウマロフ指導者の下で自爆犯をリクルートしていた男と合流したという。
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若い人口が増えると社会が不安定になるという話しを
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読みましたが、これもその例でしょうか。
p30
歴史的に見ても、この世代(15から20歳)の若者が人口の二十パーセント以上を占めると社会は不安定になり、暴力や紛争がエスカレートする傾向がある。ほとんどのイスラム国家では、若年人口が激増し総人口の二十パーセントに到達しつつある。
■露空港テロで犯行声明 「カフカス首長国」のウマロフ容疑者
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110208/p2
も参照。