「レベル7、誇大評価では」 ロシア原子力企業社長

http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201104130698.html

2011年4月14日1時21分

 ロシア国営原子力企業ロスアトムのキリエンコ社長は13日、日本政府が福島第一原発事故を国際評価尺度(INES)で最悪のレベル7に引き上げたことについて、「日本政府の決定は理解しがたい。不可解だ」と述べ、保険の免責など経済的な動機に基づいた誇大評価ではと疑念を示した。

 イタル・タス通信によると、訪問先の中国で記者団に語った。ロシア側の評価では「レベル5か6」と主張、「放出された放射能チェルノブイリ原発事故の10%以下だ」と強調した。

 ロシアは原子力を成長産業と位置づけ、原発の輸出に力を入れている。(モスクワ=副島英樹)

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ロシア原子力企業の話は他にもありますね。

レベル7は「行き過ぎ」=ロシア原子力企業

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000010-jij-int
 【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムのノビコフ広報局長は12日、福島第1原発事故について経済産業省原子力安全・保安院が国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7としたことについて、「行き過ぎ」との見方を示した。タス通信が伝えた。

 同局長は「原子炉の損傷程度はレベル5を超えていない」と指摘。今回の評価変更には「政府がこれ以上批判されるのを避けようとする政治的思惑が働いている」と述べた。

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なんかもう海外の意見の方が信じられるような気がしますが。しかし保険の免責ってあるんですかね。
チェルノブイリとは異なる…レベル7に海外機関

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110413-OYT1T00328.htm
福島原発

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、経済産業省原子力安全・保安院が12日、「国際原子力事象評価尺度(INES)」の暫定評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことについて、海外の原子力専門機関からは、同じ「7」だった1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故とは深刻度や被害規模が大きく異なるとの指摘が相次いだ。

 国際原子力機関IAEA)のデニ・フロリ事務次長は12日の記者会見で、福島の事故とチェルノブイリ事故は規模などが「全く違う」と強調し、同列には扱えないとの考えを示した。事故発生時、チェルノブイリ原発は稼働中だったが、福島第一原発は停止後で圧力容器の爆発も起きておらず、放射性物質の放出量が大きく異なると指摘した。

 フロリ次長は一方で、日本側のデータに基づくと、レベル7に引き上げた判断は妥当との見方を示した。

 パリ郊外にある仏放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のパトリック・グルムロン人体防護局長も12日の記者会見で、「福島の状況は深刻だが、被害の大きさはチェルノブイリ原発事故と比べてはるかに抑えられている」と評価した。
(2011年4月13日10時42分 読売新聞)

まぁでもどこまで信じられるんですかね。