ラングーン事件触れず、責任うやむやに決着

http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070428/wld070428001.htm

 【バンコク=岩田智雄】ミャンマー北朝鮮が署名した国交回復の署名文書に、北朝鮮が起こしたとされるラングーン事件については何ら記載されていないことが27日、ヤンゴンの関係筋の話で分かった。

 韓国の閣僚ら21人が爆殺された同事件では、北朝鮮工作員1人が射殺、2人が逮捕され、ミャンマー北朝鮮に重ねて謝罪を求めてきたが、最終的に事件の責任は文書上、うやむやにされたまま決着が図られたことになる

 また、同関係筋によると、26日に行われた文書の署名式はヤンゴンの外務省の施設ではなく、同市内のホテルで行われたという。