アルジャジーラ、アルジェリアの爆弾テロ映像を放送

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200705090012.html

2007.05.09
Web posted at: 15:21 JST

  • CNN

(CNN) カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは8日、アフリカ北部アルジェリアで先月11日に起きた連続爆弾テロ事件の関連映像を放送した。

事件では最低24人が死亡し、222人が負傷。「マグレブアルカイダ」を名乗る組織が、自爆テロであるとの犯行声明を出した。首都アルジェ市内の首相府や警察署が標的だったとされる

今回放送された映像には、爆弾の準備や爆発のもよう、アブ・ムサブ・アブデル・ワドゥドを名乗る組織指導者の声明が含まれている。指導者は攻撃継続を明言するとともに、若者に「殉教」を呼びかけている。

アルジャジーラの映像入手経路は不明。

この↓事件ですね
アルジェリアアル・カーイダ系がテロ、23人以上が死亡http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000114-yom-int

 【カイロ=長谷川由紀】アルジェリアの首都アルジェで11日、首相府などの入った政府庁舎と、近郊の警察署を狙った2件の車爆弾テロがほぼ同時にあり、同国営通信によると、少なくとも計23人が死亡、160人以上が負傷した

 ロイター通信によると、死者は計30人に達した。カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は、アルジェリアを拠点とするイスラム過激組織「イスラムマグレブ諸国のアル・カーイダ組織」が犯行声明を出したと伝えた

 アルジェリアは、イスラム主義勢力が大勝した総選挙を軍部が1992年に無効としたことを受けて、軍とイスラム過激派が武力衝突し、内戦状態に陥った。徹底的な取り締まりと、国民融和策推進などで戦闘が沈静化した2000年以降もテロは散発的に起きていたが、政府中枢を標的にした大規模テロは極めて異例。首相府での爆発は建物の外で起きており、ベルハデム首相は無事だった。

世界テロリズムマップ (平凡社新書)

世界テロリズムマップ (平凡社新書)

によると、
(ぼくが書いた要約がhttp://www.kanshin.com/keyword/568487にあります)

(ry
アルジェリア[イスラム救国戦線=FIS]:
九一年一二月の総選挙第一回投票で、FISはトップ2不在(※逮捕、軟禁が続く。頭を失い迷走の始まりとも)にも関わらず全体の八割の議席を獲得。FLNアルジェリア民族解放戦線)は惨敗し、第二回投票を待たずにFIS政権誕生が確実と成った。ところが、軍部は翌一月、事実上のクーデターを起こし、シャドリ(現職)を辞任に追い込んだ。軍側は「イスラム政権が誕生し、民主化過程を停止する事態を防ぐ」として、第二回投票を中止。地方議会を解散に追い込み、FISを非合法化した。民主主義を踏みにじった非常措置にもかかわらず、イラン革命に苦い思いを抱いていた西側諸国は「イスラム体制よりはまし」との思惑から、だんまりを決め込んだ
こうした仕打ちに対してイスラム勢力は復讐を誓い、憎悪は残虐なテロに発展する(90年代最悪といわれるそうです)。p113-p114
(ry

内戦と残虐なテロということで表現に差はありますが、民主主義より反イスラムを優先するダブルスタンダードってどうにかならないんでしょうか。