ブラジルの高金利、過去のインフレ悪化が一要因=中銀総裁

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(http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070605/1181041490)
では『歴史的な低水準で推移している各国の長期金利』とありましたが、ブラジルでは高いようですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000731-reu-int

 6月1日、ブラジルのメイレレス中銀総裁は、ブラジルの高金利の理由として、過去に大きな物価圧力を経験していることが一つある、との認識を示した。2月撮影(2007年 ロイター/Jamil Bittar)

 [アテネ 1日 ロイター] ブラジルのメイレレス中銀総裁は1日、同国の金利が依然として高い理由として、過去に大きな物価圧力を経験していることが一つある、との認識を示した。指標となるIPCAインフレ指数は、燃料価格高を背景に5月中旬までの1カ月で予想を上回る0.26%上昇、前月の0.22%から伸びが加速した。

 一方、年間のインフレ率はメイレレス氏が総裁に就任した03年に約20%だったのが、現在では約3%に低下している。

 総裁は当地で開かれた国際金融協会(IIF)主催の会合で「われわれは驚くほどのインフレ悪化の時期を経て現在に至っている。このことがブラジルで金利が依然としてある程度高い理由の一つだ」と語った。

 政財界からは、中銀に対し、景気の下支えを目的に金融緩和および利下げのペースを速めるよう求める声が挙がっているが、総裁は5月、インフレ抑制に向けた措置を緩めるつもりはないと述べている。

 会合ではさらに、金利ボラティリティは過去と比較して低下していると指摘した。