米国でラオス政権転覆の陰謀 傭兵集め武器輸送計画

http://www.asahi.com/international/update/0605/TKY200706050336.html

 ラオスで75年に社会主義政権成立後、米国に逃げてきた少数民族モンの元軍人らが米軍元将校と結託し、武力でラオス政権を転覆するため大量の武器を購入、雇い兵を集めようと準備していたことが4日、明らかになった。肩にかつぐスティンガーミサイルやAK47を調達して今月半ばにタイに輸送する手はずだったといい、まるでハリウッド映画の陰謀物のように危機がそこに迫っていたようだ。

バン・パオ元将軍=AP

 AP通信によると、米検察当局が同日、米カリフォルニア州在住で、ラオス王国軍のバン・パオ元将軍(77)ら在米モン社会の指導者8人と、武器購入の仲介役をした元米軍中佐の計9人を、中立法違反の罪で連邦地裁に起訴した。

 起訴状によると、元将軍らはラオスの軍人や役人の襲撃や建物の破壊を計画。5月には現地のスパイから軍事施設や政府庁舎の情報を入手した。数百万ドルで対戦車砲や地雷を買う予定だったほか、元米海軍特殊部隊員も雇い入れようとしていたという。

あ、やっぱりこういう事すると罪を問われるんですね。中立法違反の罪ですか。しかしこれってトカゲの尻尾きりじゃないんですかね。