<パナマ大統領>中国と台湾との関係「注意深く扱う」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000026-mai-int

 【パナマ市・庭田学】中米パナママルティン・トリホス大統領(43)が25日、大統領府で日本人記者団のインタビューに応じた。パナマ運河第2位の利用国である中国と、パナマが外交関係を結ぶ台湾とのバランスについて大統領は「非常に注意深く取り扱う」と、繊細な問題との認識を示したうえで「現時点では台湾との外交関係と中国との通商関係を維持する」と語った。

 隣国のコスタリカは今月6日、台湾と断交して中国と国交を樹立。運河利用や貿易で中国と関係が深いパナマの動向が世界的に注目されていた。

 年内にも着工されるパナマ運河拡幅工事について「7月には最初の入札があり、日本の金融機関による資金調達アドバイスも行われている。入札への日本企業の参加も期待している」と述べ、着工に向け順調に進んでいることを強調した。

 工事資金は運河通航料の段階的な値上げでまかなうが、利用者から不満がある点については「今後3年間の値上げは運河使用者との協議のうえで承認されている」と、理解を求めた。

 トリホス大統領は04年9月に就任。父親は、運河地帯の米国からパナマへの返還を定めた条約締結(78年)に成功した故オマル・トリホス将軍。25日はパナマ市の下水処理施設建設に対する日本政府の円借款事業調印式に出席した。

パナマ注目されていたんですな。まぁ台湾の外交関係に関しては、うまくいって欲しいと祈るばかりですが。

コスタリカはこれ↓ですな。その前にセントルシアで一国台湾と国交を持つ国が増えていたんですが。
コスタリカ、中国と国交
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070607/1181228576