国連の貧困半減目標、ほぼ達成へ…中間報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000016-yom-int

 【ニューヨーク=白川義和】国連は1日、2015年までに貧困や飢餓に直面する人口を、1990年比で半減することなどを掲げた「ミレニアム開発目標」の達成状況をまとめた中間報告書を公表した。

 報告書によると、1日1ドル未満で生活する貧困層の割合は1990年の32%から、2004年は19%まで減少。2015年までに1990年時点の水準を半減させる目標は、ほぼ達成できる見込みとなった。

 一方、エイズによる死者は2001年の220万人から2006年は290万人に増加した。妊産婦の死者もアフリカを中心に毎年50万人以上に達し、目標達成が危ぶまれている

 2005年の主要国首脳会議(サミット)は対アフリカ支援を倍増することで合意したが、先進国の政府開発援助(ODA)総額は05〜06年に5・1%減少した。

ほかにもありますね。
貧困削減では進展=ミレニアム開発目標で国連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000002-jij-int

 国連は2日、貧困撲滅や開発の具体的指針を定めた「ミレニアム開発目標」の進展に関する報告書を発表した。報告書は、1日1ドル以下の収入で暮らす「絶対貧困」人口の比率が1990年の32%から2004年に19%に低下したことを評価。他方、エイズによる死者数や政府開発援助(ODA)の増額などで課題が残っているとし、各国に取り組みの強化を促した。

 報告書は貧困削減に関して、「(現在の)傾向が維持されれば、世界全体として目標を達成できる」と予測。特に東アジアや東南アジアなどで貧困削減が進展したことを評価した。ただ、中東地域では絶対貧困人口の比率が2倍超になるなど、地域間格差が広がっていることに警戒感を示した。

まぁ何もかもは、うまくいかないですよね。どう考えても今すぐには。