人民解放軍が部隊訓練を公開、中国脅威論を打ち消す狙いか

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070730it11.htm

中国・天津市で、外国記者団に模範訓練を披露する人民解放軍兵士=佐藤俊和撮影

 【北京=牧野田亨】中国人民解放軍は30日、天津市郊外に駐屯する北京軍区歩兵第196旅団の訓練と施設の一部を海外メディアに公開した。

 同軍が取材を認めるのは異例。8月1日に建軍80周年の節目を迎えることもあり、軍の透明性をアピールし、国際社会に広がる「中国脅威論」を打ち消そうとする狙いがありそうだ。

 196旅団は北京、天津地区の防衛を担当する精鋭部隊で、隊員は約3500人。100メートル先の標的を打ち抜く射撃訓練や、2人1組での格闘技、迫撃砲の実射訓練などを披露した。4階建てのビルに立てこもった敵を制圧する訓練もあった。

 また、兵舎や食堂を公開し、隊員への取材も認めた。食堂にいた男性隊員(20)は「昨年12月に入隊した。祖国防衛に役立ちたかった」と語った。

 張清江旅団長(50)(上級大佐)は記者団に対し、北京五輪では社会の治安維持、施設の安全確保が任務だ」と説明、五輪を狙ったテロ対策を進めていることを明らかにした。「中国は海外で戦争の問題を抱えていない」とも述べ、同軍が他国の脅威にならないとの考えを示した。

(2007年7月30日18時54分 読売新聞)

外国メディアに異例の部隊公開=軍の「透明性」アピール−中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070730-00000118-jij-int

 【北京30日時事】中国の首都北京と天津の防衛に当たる人民解放軍部隊が30日、外国報道陣に公開された。国防省がアレンジしたもので、軍部隊が外国記者の取材を受けるのは異例。中国脅威論が高まる中、来年の北京五輪も意識し、透明性をアピールするのが狙い。

 公開されたのは天津市武清区に駐屯する北京軍区の陸軍歩兵第196旅団(将兵3500人)。100人以上の外国報道陣を前に、練兵場で射撃、砲撃訓練やビル突入の対テロ作戦などが、1時間近くにわたり披露された。

米次官「あれだけ中国に見せたのに、見せてくれぬ」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070707/1183811584

(ry
今年はじめに訪米した中国海軍幹部らに対し、「彼らの求めに応じて前例にないほどの(軍事施設への)アクセスを認めた」にもかかわらず、中国側は米軍幹部には国内の軍事施設を見せようとしないことに、「がっかりした」と不満を示した。
(ry

の米国の不満に答えるほどみせたんですかねぇ。まぁ中国軍はマスコミ相手ですし、施設とかはあまり公開して無いとは思いますが。