<リベリア>ダイヤモンドが6年ぶりに輸出再開

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070730-00000093-mai-int
毎日新聞もあるのでそちらの方を
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070731k0000m030042000c.html

リベリアの位置

 【ヨハネスブルク白戸圭一】ダイヤモンド密貿易が内戦での武装勢力の資金源となり、「血のダイヤ」の異名が付いた西アフリカ・リベリアのダイヤ輸出が30日、約6年ぶりに再開された。同国からのダイヤ輸出を禁止した国連安保理決議が今年4月に解除されたのを受けた措置で、同国の戦後復興を後押しすることが期待されている。

 リベリアは89年、「リベリア国民愛国戦線」が武装蜂起して内戦に突入。愛国戦線は隣国シエラレオネ武装勢力「革命統一戦線」からダイヤを買い取って転売し、紛争資金とした。このためリベリアから輸出されるダイヤは「紛争ダイヤ」「血のダイヤ」などと呼ばれ、国連安保理が01年5月に輸出禁止決議を採択した。

 愛国戦線を率いたチャールズ・テーラー氏は97年に大統領に就任したものの、03年8月に亡命して14年に及んだ内戦が終結した。暫定政府による統治を経て昨年1月にリベリア新政府が発足。テーラー元大統領は昨年3月に戦争犯罪の疑いで逮捕され、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)で公判が続いている。
毎日新聞 2007年7月30日 19時11分 (最終更新時間 7月30日 19時59分)

まぁでもダイヤなんか扱う人は金がもうかりゃいいって感じで、いくらでも抜け道探して売買してたみたいですけど(となんかのTVで見た知識で適当に書いてますが)。

テーラー被告の初公判は
2007/06っすかね。
リベリア大統領:国際刑事裁判所の初公判、出廷を拒否
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070605k0000e030049000c.html

 【ブリュッセル福原直樹】アフリカ・シエラレオネの内戦に介在し、残虐行為を行ったとして、人道に対する罪などで国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)に起訴されたテーラーリベリア大統領(59)の初公判が4日開かれ、元大統領は「公正な裁判が期待できない」として、出廷をボイコットした。

 リベリアの隣国シエラレオネの内戦では91〜02年に5万人が死亡したとされる。公判では元大統領の弁護士が元大統領の書簡を朗読。裁判長が「(元大統領は)容易に裁判から逃れられない」と発言する一幕もあった。

 裁判は今月末再開の予定だが、検察側は公判で「(元大統領が)シエラレオネ国民に働いた残虐行為を証明する膨大な資料を示す」としている。

毎日新聞 2007年6月5日 12時11分

再開したんすかね。さらに過去にさかのぼって、
2006/04には
リベリア大統領:戦争犯罪…初めて元首の責任問う
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20060405k0000m030034000c.html

 【ヨハネスブルク白戸圭一】シエラレオネ内戦(91〜02年)で戦争犯罪に関与したとされる隣国リベリアの元大統領、チャールズ・テーラー被告が3日、シエラレオネ特別法廷に初出廷し、アフリカで初めて元国家元首の責任を問う裁判が始まった。テーラー被告は「法廷の裁判権を認めない」として起訴事実を否認、無罪を主張した。裁判で違法ダイヤモンドを資金源に続いた紛争の実態がどこまで解明されるかが注目される。

 ナイジェリアに亡命していたテーラー被告は先月27日、同国政府がリベリアへの身柄引き渡しを表明した直後に逃亡した。2日後にナイジェリア国内で拘束され、シエラレオネの首都フリータウンの特別法廷の拘置施設へ移送された。罪状認否で同被告は「裁判はリベリアシエラレオネ両国民に対する分断と支配を継続する試みであり、私はまったく無罪だ」と主張した。

 シエラレオネ内戦では反政府勢力「革命統一戦線(RUF)」の戦闘員が住民の手足を切断するなどの残虐行為が発生した。テーラー被告はRUF支配地域で違法採掘されるダイヤモンドを買い取りRUFを支援し、自らも転売で利益を得ていたとされる。殺人、性的暴行、少年に対する徴兵などの罪に問われている。

 ダイヤ取引には国際テロ組織アルカイダがテロ資金ねん出のため関与していた疑惑があり、米政府もテーラー被告の裁判に関心を寄せている。裁判の焦点の一つは内戦の最大の「黒幕」であるテーラー被告のダイヤ取引への関与の実態解明だ。

 次回公判の日程は未定。リベリアシエラレオネには今もテーラー被告の支持者がおり、混乱回避のため裁判をオランダ・ハーグの国際刑事裁判所へ移すべきだとの意見も出ている。

毎日新聞 2006年4月4日 18時55分 (最終更新時間 4月4日 19時03分)

とダイヤの話題もあったんですが、その後はちょっとダイヤの話題見つからないような。