英国:イラク早期撤退を打診か 首相側近が訪米
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070729k0000e030015000c.html
29日の英紙サンデー・タイムズは、同国のブラウン首相の外交顧問が米英首脳会談の準備のため今月訪米し、イラクに駐留する英軍の早期撤退について米政府に打診したもようだと伝えた。
外交顧問は米政府の外交専門家と英軍が撤退した場合の影響について協議。米側は英国が近くイラク政策を変更するシグナルを受け取ったようだという。
英軍の早期撤退の可能性について同紙は「英国にはイラクとアフガニスタンで同時に2つの戦争を遂行する余裕はなく、アフガンの方が国益上重要になっている」と外交筋の話を引用して指摘した。(共同)
毎日新聞 2007年7月29日 11時21分