中国で取材妨害、干渉続く 外国人記者クラブが調査報告

http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070801/chn070801000.htm

 北京の「中国外国人記者クラブ」(メリンダ・リュウ会長)は1日、北京五輪を約1年後に控えた中国で、海外メディアに対する取材妨害や当局による干渉がことし157件発生、中国政府が五輪取材で求められる報道の自由の保証などの国際的基準に応えていないとする調査報告を発表した。

 調査は北京、上海などに駐在する二十数カ国、163人の記者が回答。全体の約40%に当たる記者が、当局による拘束や呼び出し、取材源に対する脅迫、身体的暴力などを報告した。

 この中には、中朝国境を取材した英テレビクルーが武装警察に拘束された例や、チベット自治区で取材したドイツの記者のインタビュー相手が罰金を科された例などが含まれる。

 調査では、回答者の67%が中国が五輪に向け保証した取材の自由を実現していないと指摘。95%は「中国の現状は報道の国際的基準を満たしていない」と答えた。(共同)

北京オリンピックマジでどうなるんだろう。